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2020年 06月 19日 金曜日

全く分からない、理解に苦しむことが現実に、大事な子供たちのことで… 起きている。そんな大事な疑問が話し合われたのが、6月18日午前10時から開かれた、文教こども委員会。

児童相談所の夜間・休日電話相談が6月から東京の会社に委託されているのについて、批判が相次いだと神戸新聞が報じていたが、批判は当然。土地勘が無い人に、対応できるだろうか。

70年前、売春婦とヤクザとヒロポンが渦巻く中で育った私は、環境の怖さを実感している。もちろん今は全く違って、自治会や色々な見守り隊の方々もおられ、子供たちは守られている。しかし、家出したり放り出されりした子供たちを狙う犯罪者もいる。知らずにそんな地区に迷い込んだら、すぐ誰かが行って保護する必要があると思う。

私は、それが東京の方では、通常の連絡はできても、近くに交番があるからそこで待っているようにとして交番に連絡をとるとか、知らない人に誘われても行かない方がいいと諭すといった、プラスワンのサポートが求められる。そんな時に要るのは、土地勘だと発言した。

また、ある小学校では朝の登校時に8時まで校舎に入れてもらえず、50~60人の児童が校舎の前で密集しているという。中に先生がいて、あと1分だよねと言っているその密集の子供たちの横を、先生の車がすり抜けて行く。なぜ、校舎に入れてもらえないのか。雨の日や、これからの猛暑の日照など、風邪をひいたり熱中症になる恐れがあるのに、規則を守らせるお勉強なのか、先生に負担がかかるからなのか…

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学校によっては、入れている。まして、校門は7時30分に既に開いているから、どなたかいらっしゃるはずなのに、理由が分からないとのメールが私にあったので、聞いてみた。

教育長も「子供たちの事を考えて、何かできる事はないか調べてみたい」と答弁して下さったので、強く要望した。

日が長くなったが、終わって気付けば夜7時30分と、実に長時間に渡る委員会だった。子供たちを育むのは、未来を委ね、それを担う人にまつわること。護れないなら、我々の未来もまた、ないのだ。