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2009年 08月 28日 金曜日

8月26日に起きた深夜の火災警報の件で、このブログをご覧になり、支社長と主任がわざわざ事務所へ。お二人から当日の一連の流れについて説明を伺って、私にも背景が少しは分かってきた。

▲周辺の方々との関係が役立つと強調
まず、警報ベルは例え40〜50分鳴り続けても「消防局の指示がない限り切ってはいけない」と定められているので、迷惑と感じるのが分かっていても切るわけには行かなかったそうだ。原因はまだ解明できていないが「でき次第、地区の代表者と私に報告します」との事だった。消防と警察には「顛末書」を提出するそうだ。

私としては、いくら警備会社とマンションの管理会社との関係や、消防や警察との関係を詳しくうかがったところで「そうですか」としか言いようがない。「市民や周辺の人々に原因をできるだけ早く知らせて再発を防ぐこと。そうすれば、本当の火災の時に人々が素早く対応し、また、近隣との連絡も取れるようになる。そうした方向性で、配慮すべきだ。そのためには、消防や警察に顔を向けるのと同じように、周辺の方々とも親しい関係を保つ事 ─ これは、火災のみならず防犯にも役立つ」と、強調した。

その主任は「わが社にも消防のOBがおりまして」と、少しピントがずれていたが、支社長はよくご理解下さって、気持ちが治まった。例え原因が不明であるにせよ、ひとまず「不明でありました」といった報告をいただけるの約束を頂戴して、別れた。この方々なら今後、これを契機に地区の人々と親しく、お互いのマンションが協力できるきっかけを作って下さるだろうと、安心した。

そうすれば「地震等があっても助け合えて、地域力が向上する」。こう考えれば、夜中にたたき起こされてしまった方々にも、ご納得いただけるのではないだろうか。