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2020年 05月 29日 金曜日

私が、県との協調を、より深められる方法をと考えているのは、新型インフルエンザ等特別措置法では… 県が主体で市と調整せよとなっているからだ。

昨5月28日には、ついに危惧されていた新型コロナウィルスの第二波が、東京都と北九州市に来た。東京は15人の新型コロナウィルス感染者を出し、その内9人は武蔵野中央病院でのクラスター発生による。北九州市は21人が感染したが、これ又クラスターを形成している。

北九州市は長らく感染者「0」が続いていたが、およそ20日~25日で突然、再発生している。神戸市も、本当に気をつけていかねばならない。

私は6月25日の次の本会議で一般質問に立つが、PCR検査等、検査網を増やし、早期発見に努めるよう申し上げたいと思っている。

現在、神戸市で検査を求める方は一日20人を下回っているが、市内で500人位は検査できるようにしておくべきだと考える。もし、検査の結果が陽性となれば、自宅待機ではなく、入院又は公が用意した隔離できる場所に入れるよう、準備をしておくようにする。要は、素早く抑え込んで、クラスターに成長させない体制を持つ事である。

県との協調の方法の一つとして、県で新型コロナウィルス専用病院をつくるか、指定をしていただいて、全員に一時的に入院してもらい、重篤化した、或いは当初より重篤な状態にある患者さんは、神戸市立病院の高度医療で対応する。中程度と軽度の患者さんには、その新型コロナウィルス専用病院で治療してはどうかと、提案する予定でいる。

そうすれば、新型コロナウィルスの防波堤として頑張ってくださっている二次救急病院群はもとより、現在13院ある新型コロナウィルス関連医療機関にとっても助かるはずだ。何より、第二波、第三波による医療崩壊は、防がねばならない。とにかく、このウィルスには油断も隙もないのである。

COVID19
この透過型電子顕微鏡画像は、米国で患者から分離されたSARS-CoV-2(2019-nCoV、COVID-19を引き起こすウイルス)を示している。ウイルス粒子が、研究室で培養された細胞の表面から出現しているのが示されている。 ウイルス粒子の外縁にあるスパイクは、コロナウイルスにコロナ(王冠)と名付けられた所以である。Credit: NIAID-RML
NIAID - https://www.flickr.com/photos/niaid/49534865371/, CC 表示 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=87484997による