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2020年 05月 15日 金曜日

マスクの数より、その気持ちがもっともっと大きく、嬉しい日だったのは… 去る5月8日。午前9時30分に甲南医療センター本部で贈呈されたのは、スペインのレアル・サラゴサに所属する香川真司選手が、新型コロナウイルスで活躍して下さっている医療従事者への感謝と、差別をしないようにとの少年サッカー仲間の皆への訴えを込めて預けられた、マスク550枚。

NPO法人日本スポーツ夢クラブ理事の大木宏之さんから、少年サッカーチーム夢クラブ出身の香川選手から預かったと相談されて、私が具院長につないだのだ。

贈呈式では、大木宏之監督から言葉が述べられ、具院長が「新型コロナウイルスについては細心の注意をしながら対応していますが、マスクをはじめとする防御具が十分とはいえず、大変助かります、香川真司選手や皆様の御厚意を胸に、頑張ります」とたのもしく応えられた。

当日はテレビ等の取材も集まり、さすが香川選手だと思った。

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私もスピーチの機会を頂戴したので、「夢クラブは全国少年サッカー8,000チームの中で日本一にもなっている名門チームであり、香川真司選手もその出身である。香川選手の意思を大切に、サッカーをやっている子供たちや関係する人たちで、医療従事者に感謝と敬意を持つ仲間になろう」とスピーチした。

有名アスリートが所属するマネジメント会社が始めたプロジェクト「#つなぐ」で、マスク20万枚、リストバンドとメッセージ入りの手紙の配布をやっておられ、ゴールデンウイーク中にはオンラインイベントも催された。今回の新型コロナウイルスについて、みんなに「一緒に乗り越えていきましょう」というように呼びかけて下さっているもので、私も、赤いリストバンドを頂いて、腕に巻いた。これで皆の思いが集まり、願いが叶うと信じよう。
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