Skip to main content.

2020年 05月 08日 金曜日

今こそ調整力を発揮して欲しいと願うのが… 関西広域連合だ。パチンコや夜の歓楽街の問題等、いろいろやるべき事があるではないか。

ようやく新型コロナウイルス感染者数も減少しつつあり、私も、ステイホーム生活から早く脱出できる日を楽しみにしているのだが、希に関西広域連合としての報道もあるにはあったものの、存在感が薄かった。確かに、何点かの国への提案はして頂いたが、関西人の99%は知らないで終わっている。

今回、久元喜造神戸市長が本当によく働き発言しておられるにもかかわらず、メディアに出ない·顔が見えないと、色々意見を申し上げて来たが、もう一つ顔が見えないのが関西広域連合だと思っている。

さらに加えて、あれほど関西における防災·経済·観光·環境等、色々議論して来たというのに、この様なウイルスに対する防疫体制についての議論は、ほとんど無かった。かつて、2014年11月10日の神戸市の特別委員会で取り上げ、私が質問に立って、エボラ出血熱にまつわり何人の患者を隔離入院出来るか、相当深く協力方法などについて議論をしているその時は、関西で助け合いながらやって行けると答弁していた。また、関西広域連合でも平成24年11月30日、徳島県の熊谷副知事と、深く議論した。副知事は、「これは重大な問題なので我々が連携をとってやっていかなければ成らない」と言っていた。

当時、神戸市民病院の北院長が、「仮に6人の患者が出たとして、神戸市には2床しか無く、お手上げです」と述べた上で、これらの事は 「近畿全体で問題意識を持つ事が重要だ」と、答弁して下さっていた。さて、現実となった今、果たしてどうだったか。

済んだ事は、もういい。だが、これから、出口戦略等はもとより経済復興や人口移動におけるコロナウイルス対策について、関西広域連合の役割は大きい。私も、関西広域連合の議員の一人として、議会からもその点、理事者の皆さんと是非相談して欲しいと願っている。