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2020年 03月 31日 火曜日

何人の方が、もし生まれ変わってもまた公務員になりたいと思っておられるだろうか… うかがってみたい…そんなことを思ったのは、この、異動や退職の季節だから。

4月になると、人事異動の御挨拶を頂く。胸につまるのは、定年退職の挨拶。良い方ばかりで、私の無礼をお詫びする。

中には、県警の幹部の方もおられ、挨拶に御影の桜餅をご持参下さる。友とは、良いものだ。

それにしても、第二の人生の出発を喜ぶ日だろうに、なぜか悲壮感がある。日本はまだまだ、老後の保障制度が貧弱なのだが、それが原因の一つかも知れない。

神戸市のある仲良しだった局長さんもご退職で、そうした事を話しているうちに、以前…十年ほども前だったか、ある課長さんが、そんな事もあろうかと、退職して念願だったお好み焼き屋を始め、大ヒットしているという話を思い出した。それはおもしろいと、何回か行った事があったのだ。

今日、3月31日は、議会にいると定年退職の方や異動になった方々がご挨拶に来て下さる。それぞれ、どんな思いを抱いて、おいで下さるのだろう。その方々は、新型コロナウィルス騒動の中で、新しいステージに向かわれる。頑張って欲しいと、つくづく思ったのだった。