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2020年 01月 10日 金曜日

特に紀ノ川サービスエリアの案内所の方々のアドバイスと親切なご対応に、改めて感謝したい。和歌山の方々は皆さんいい人々だった… と、そう思ったのは、8日のこと。

実は30日に帰って家に着くと、家のカギなどのカギ束が無くなっていたのだ。それは、昨年の12月29日、友人のご家族のお誘いを頂戴して、和歌山は白浜へ一泊の旅をして戻った時。私はいつもの運びで行ったが、どこかで落としたか忘れたか、事務所のカギに軽自動車やボルボ、倉庫等10本ほどかかっていたので、不便で嫌な気分だった。

そこで、諦めず心当たりに電話を入れた。白浜のホテルに観光案内所、白浜警察署はもとより、もしやと思い東灘警察署にも足を運んだ。最後に、高速道路で立ち寄った紀ノ川サービスエリアの案内所に、足立ボランティアが問い合わせてくれた。

まず上りに聞くと、「こちらには届いておりませんが、上りと下りは別会社ですので、下りにも聞かれたら」とのアドバイス。そこで下りにも聞くと、「思い当たるカギ束が29日に届いておりますが、和歌山東警察署に届けてあります」との事。そちらへ問い合わせると、ほぼ間違いなさそうだった。

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すぐ和歌山東警察署に行き、カギ束と再会したのが、8日。そのあとすぐ、紀ノ川サービスエリアの案内所に行き、お礼申し上げた。届けて下さった方の名前を伺うと、匿名との事だった。

私は、この経験で日本人の素晴らしさや、親切さを改めて嬉しく思い、誇りに感じた。私もこれから、もし何か物を拾った時には、必ず届けようと思いながら、カギ束に頬ずりしながら「よく帰って来てくれた」と語りかけてみたのだった。