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2019年 12月 20日 金曜日

施設の名称を、兵庫県予防医学協会から神戸市予防医学協会にさっさと変えるか、何か妙案を考えて欲しいと、いつも思うのは… 毎年1回の健康診断の時。今年も12月18日に、兵庫駅南の兵庫県予防医学協会、健診センターを訪れたからだ。前にも書いたように、ここのサービスシステムは日本一…いや、世界一かも知れない。

その、受診者への公平さと行き届いた細かいサービスは、ミーティングを重ねて受診者本位を貫いた結果であり、完成品に近い。例えば、更衣室には高齢者用に椅子があるし、職員の方々は戸惑っている受診者がいると、すぐ声をかけている。皆さん小走りで移動され、空いている部屋の職員は、表に出て見張っていて、私語は無い。敢えて一つだけ言えば、名前を呼んで下さる時、もう少し大きな声でお願いしたい。

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私は8時に入って、帰りが11時になった。少し詳しく調べる必要があったからだが、普通なら2時間以内に終了する。各所での、ほんのちょっとのコメントが嬉しい。例えば、「前回より体重が減っています」とか、「前回より腹囲が1cm増えています」といったことだが、軽く言っていただいて、頑張ろうという気持ちになれた。

胃の検査は、バリウム便秘事件以来、内視鏡にしている。内視鏡の白坂先生は上手で、年1回冗談を交わす。健診後、朝食券800円に300円加えて、足立ボランティアと向かいの日米珈琲で、モーニングをいただいた。良いひと時だ。

ふと、兵庫県予防医学協会が御影から灘に移る時のことを思い出して、反対運動を抑えた甲斐があったと思った。こうした施設は、生き物。箱を整えただけでは何にもならず、その求められた機能を発揮するべく、スタッフが研鑽を重ねられるなどした結果、存在意義が高まる。そんな、受診する側には見えないご努力も感じられて、嬉しくなったのだ。今、御影の跡地を保育園にして欲しいと要望を受けているが、慎重に考えたいと思っている。