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2019年 12月 06日 金曜日

いい内容だったと拍手を送ったのは、令和元年第2回定例市会の一般質問で自民党から質問に立った… 山下てんせい議員の質問。12月5日のこれは一般質問なので、自民党を代表しての質問というより、自分の見解を含めた質問が出来る。その中で私が関心を持ったのは、香港情勢を考慮した対応についての質問だった。

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現在の香港情勢を見ると、香港でコンベンションや展示会が行われる状況にはないところから、それらの幾つかを神戸に誘致するよう動いたらどうか、というもので、特に、パールの展示会の可能性を求めていた。

これは、実に良い質問だ。かつて香港でサーズが流行した時には、黒真珠の展示会を六甲アイランドでやった。その時、矢田市長とみなと総局及び経済産業局は、頑張って、わずか3週間でやり遂げたのだった。しかし、今回の当局の答弁は「なかなか難しい」との返答だった。もっとも、具体的に市に相談があった訳ではないので答えにくいのかも知れない。

だが、私はむしろ神戸市の方から業界に働き掛け、誘致に動くべきだと考える。

前にこのブログで、神戸市の六甲山や六甲アイランド、西区や北区への香港人の移住を受け入れるよう用意して、香港人が移住先と考えているシンガポールやオーストラリア、カナダに加え、神戸も選択肢としてあるとアピールするべきと唱えたが、これには、かなりの方々からの同意が得られた。これについてこの日、山下議員も要望された。これを、当局と日本政府との関係を思って「要望」とされたのは、大人の配慮。

中国政府との関係が悪くならないような配慮は要るだろうが、せめて香港人を下見に招くなど、神戸が選ばれるよう、あらゆるコネクションで動くべきだと考えている。