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2019年 10月 08日 火曜日

遠い地区の県会議員が、遠いからといって発言の時間を削るのには反対とされたのには… 特に敬意を表したい。そう感じたのは、大阪の大阪府立国際会議場で10月5日土曜日に開かれた、関西広域連合の会議。

前もって理事会が開かれ、私は神戸市側の理事なので出席するのだが、議題が議会の活性化に向けた検討事項で、最初は気が重かった。それは…

  1. 質問の内容の重複があるので、前もって事務局が調整し、時間の短縮と効率化を計ろうとするもの

  2. 府県市で解決できるローカルな質問は慎んでいこうとするもの

  3. 広域連合議会の体制に合った質問時間の制限 ── つまり、現在議員一人4分としているのを3分としようとするもの

  4. 連合委員の出席率の低下 ── つまり、大阪・京都・神戸等の知事・市長がもっと出席するように、申し入れをしようとするもの

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の四件だった。私は、…

1.については、議長案によって賛成。事務局が2週間前に通告し、それを各議員が見て自分で判断するものとの調整で、OKした。
2.についても、賛成した。自分たちの府市県内で議論すべき事が出てくるのは、少しおかしいからだ。
3.には、絶対反対した。議会人として、発言の時間をそれもわずか1分削るというのである。議会を短縮するなど、全く考えられない。
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4.は賛成した。議会とは、議長が理事会に諮る事なく招集するものである。私、安井は神戸市の本会議場で、市長にもっと出席するよう発言している。

以上のうち、絶対反対を貫いた三つ目が大きかった。かつて私は、大事な議題については徹夜でも会議しようと提案した。幸い、大半が発言を削るのに反対した。関西広域連合で、はこの前にも申し上げたことだった。だが、「議会人の心意気は残っている」と感じると、重たかった心も軽くなったのだった。
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