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2019年 10月 05日 土曜日

疲れ果てて事務所に戻ると、ある信頼する弁護士さんからのファクスが届いていて、感動で元気になったのが、10月3日。だが、それも束の間… 10月5日の東須磨小学校の事件には、目を覆いたくなった。信頼する岡田文教こども委員会副委員長と共に議会としての対応を協議しなければと、又、落ち込んだ。と、いうのは、現在は会議開催中で、資料を集めたり学習したりで忙しい日々が続いている、その最中だったからだ。

所属する第一分科会で質疑に立ったのは、10月3日午前10時からだ。

当日は、北区の植中麻雅子議員に相談を受けていた。ある小学校のいじめで登校拒否になった子がいて、1ヶ月を超したため、いじめによる重大事態案件となって議会にも報告があった。私と植中議員は、子どもさんのために学校現場に任せるのが大切だとして教育委員会にお願いしたが、結果は失敗。子どもはその学校に帰らず、いじめられた子どもが転校して行った。

双方に言い分はあるが、学校現場は本当に大変だったらしい。質問すると、こうした重大事態案件は9件あって、そのうち、いじめは5件。内3件は解決したが、2件が失敗だったと報告され、委員会ではほとんど解決していない事が分かった。そこで、「弁護士や警察OB、スクールカウンセラー、教員OBなどで編成した、学校現場を助けるチームを作ってはどうか。案件を学校から切り離して、相談に乗り、解決する組織が必要なのではないか」と提案したところ、当局は考えてみたいと答弁してくれた。

次に、六甲アイランドの飛び降り事故。この件での大きな問題は、議会への虚偽答弁が1年半続いた事にある。私は、その犯人を探しているのではなく、原因を突き止めたいのだ。役所にある議会軽視の風土や、議会のことが頭になく軽視するのが常になっている、この公務員としての感覚。自分たちは子どものために一生懸命やっているから … そう考えるのも大切だろうが、自分たちだけではないのだと、知って欲しい。

私も、かつてヤミ専はそんなものだろうと思っていた時期があったが、今になって思えば、それではいけなかった。今、教育委員会の改革をやり遂げなくてはならない。そのために私はこの委員会にいると、力説したのだった。