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2019年 10月 01日 火曜日

今はいいが、ことによると5年、10年の後、大陸中国によって台湾国は無くなるかも知れない。もちろん、我々は全力を上げて阻止しなければ、日本の安全に大きな問題が出てくる。もし… 万一そうなったら、神戸が真っ先に台湾の人々を受け入れるべきだと、そう今回同行した神戸の議連の幹部の方々に話し、お願いしたのは、台湾の日本大使又台湾からも議員が参加して、台湾を愛する各都市の議員が結成している、連盟や懇話会の集い、全国日台国際交流大会でのこと。去る9月28日、富山市で催された会場のホテルグランテラス富山には、総勢300人が集っていた。

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日台交流サミットは良いが、挨拶が長く続いて、アカデミックな行事といえば、株式会社ニュージャパントラベル松田隆氏 代表取締役社長の基調講演だった。氏は1990年に台湾とのチャーター便を飛ばし、台湾との旅行業を通じて親交を計ってこられており、2015年には台湾観光貢献賞を受賞しするなど、台湾との交流の第一人者だ。

人の交流こそがすべての基礎だと訴えられたが、私も同感。内容は良かったが、表現に工夫が無かったのが惜しかった。

もし、台湾国が無くなるなどということになったら… かつて香港が大陸に返還されるとき、香港の有力者や金持ちは、続々とシンガポールやカナダに流れていった。私はその時はまだ議員二期生だったが、市長室に行って、当時の宮崎市長に香港の人々を六甲山で受け入れるよう進言して、私にやらせて欲しい、議員辞めて香港に乗り込むとお願いした事があった。

まさに若気の至りだったし、宮崎市長は黙って聞いていただけだった。当時の神戸は飛ぶ鳥を落とす勢いで、そんな事は考えもしなっただろう。しかし私は、今もってあの時の私の行動は正しかったと思っている。そんなこんなで、私は、もしかの時の為に、神戸市の台湾の議連が積極的に動けるように、しっかりと台湾の有力者と親交を作って欲しいと願いながら、会場にいた。

講演の後のアトラクションの運びは、立食で二時間。疲れて座り込む人もあったが、出された料理は大変美味しかったし、ご当地の気遣いが感じられ素敵だった。それにしても、富山は東京から新幹線でわずか二時間少々、これから更に発展すると思わせる、豊かな自然に囲まれ良い町だった。
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