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2019年 07月 26日 金曜日

これから、もし同じようなことがあれば、「そごう」から出て、北側の交番に届けるようにしようと… そう思ったのは、そごうデパートでのこと。

そごう前で参議院選挙該当演説が午後二時からで、その応援に向かったのは、7月20日土曜日。早着して1時間も時間が余ったので、「そごう」でセール品を求めて、2階と1階の中間にある男子トイレの「大」の方に入った。

ふと見ると、そごうの袋ではないが、紙の箱に入った靴下かハンカチか、かなりぶ厚い箱の入った袋が忘れ置かれていた。多分、私と入れ替りに入った方で、歳の頃なら65才~70才の男性。前で待っていた時、その方は携帯で、大声でトイレの中で話されていた。追いかけようとしたが見失い、気がついて戻って来られるかと10分待ったが、ダメ。2階のレジに持って行って、名刺を添えて事情を話したが、必要な事は控えましたので、と名刺は返された。

その後、地下で食料品を買って1階に上がり、無事持ち主に渡ったか気になったので、案内所の男性社員(40代~50代)の方に聞くと、忘れ物は一ヵ所に集められて、来る人と来ない人がおり、来られるとお渡ししますと、当たり前で、誰でも知っている説明を受けた。

先のレジの方も案内所の方も「ありがとう」とか、「取りに来なかったら破棄します」など、どうするのかについては全くなかった。説明が邪魔くさいのなら、紙に刷ってでも渡せば済むのに、一切説明がない。

案内所の方も、電話で持ち主に渡ったかどうか確かめるのに、5分とかかるまい。届けた側としては、気になるものだ。北側の交番に届ければ、「ありがとう」も言って下さるし、連絡も頂ける。このままだと持って帰る人や、そのまま放っておく人が増えるかも知れないが、それ以上に、仮に、これが不審物だったらどうするのかと、危惧した。テロだったら、どうするのか。まったく、善意の人に対する不親切であり、不審者に対して無防備ではないかと、そう感じたのだった。