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2019年 07月 19日 金曜日

心無いテロが海外で頑張る善意の人々の足を引っ張ってしまう…そんなスリランカで… 2,000人の中から選ばれて渡来。あこがれの、この日本で頑張っている留学生がいる。

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去る、連休最後の15日、御影クラッセだんじり広場で、スリランカ教育支援募金が主催され、スリランカの踊りと歌のショーが披露された。すでに9回を数え、今回も多くの方々がお集まり下さった。

この支援募金の目的は、里親探し。未だにスリランカでは、学用品が買えないどころか、家計を支えるために働かなくてはならない等の理由で、学校に行けなくなる子供たちがいる。その子たちの「里親になって下さい」という運動で、主催する団体はしっかりしていて実績もあり、スリランカの子供たちと日本との橋渡し役となって活躍しておられる。

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その事務局を担っておいでなのが、芦屋市の芦田和子さん。103才で他界された故人、薄井さんが御影地区のために大変な貢献をされたのを御影の人々は忘れていない。その薄井さんのお仕事の関係でスリランカと関係が出来、政府から頼まれて支援を始められたのが、御影とのご縁のきっかけだった。私も薄井さんに頼まれて、色々お手伝い申し上げ、今でも、薄井さんの心意気が生き続けていると感じる。

芦田和子さんは、御尊父様のご遺志を継がれて、一生懸命やって来られたが、先日のテロでまた、スリランカの安全が脅かされた。今までの内戦が収まって、ずっと頑張って来たのに…と肩を落とされていた。

両国にとって掛けがえのない人材を生み、育んでいる、この活動。両国の未来のためにも、成功を祈りたい。