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2019年 04月 27日 土曜日

重く悲しい委員会に、光明を得た気持ちだったのは… 議会の常任委員会。六甲アイランド高校生が校舎5階から転落した、あの事故についてである。

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市教委側が原因は不明とする件について、私は、「脅迫的指導が原因ではなかったのか」と指摘した。その根拠となる遺書的なノートや友人とのSNSでのやり取りを知りながら、議会・委員会に報告せず隠蔽しようとしたのではないかという私の質疑を含め、10時から16時半まで激しい論争が続いた。

私の個人的な意見として、2年半で垂水区の女子中学生の自殺者と本件の2件を持って、会派(自由民主党)の同意を得て、「議会人の責任として、100条委員会の設置を考えている」と述べた。

こういった大変重苦しい議論の最後に、私は、自身の選挙公約の一つ、神戸市が生んだ三人の偉人…嘉納治五郎・平生釟三郎・賀川豊彦を神戸市の子供たちに教える必要性について質した。もちろん、前々から私が言い続けた事もあってだが、当局は前向きで、「その方針で、神戸市の教科書の副読本で、神戸市の子供たちに知らしめる事にした」との答弁があったのは、大変嬉しかった。

今後1~2年をかけ、総合教育センターの山下所長のもとで、作業が進められる。これからの神戸の子供たちの中から、社会への貢献して下さる人材が育つ、その力になってくれればと祈る、そこに一筋の光明を得たような気がしたのだった。
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