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2019年 03月 29日 金曜日

そのモードに入ってからというもの、私は、悔いのない戦いをする為に、元気いっぱいで朝の駅立ちをしている。実はこれ、私にしては… 珍しい事なのだ。でも、今は楽しいし、良い勉強になっている。今日は、駅立ちしている時に起きたあれこれの中から二つみっつ、紹介してみよう。

駅立ちをしている私に、懐かしそうに「年いったなぁ!」と、声をかけて下さる方がある。私が、「お互い様ですね」と切り返すと、「本当だな」と仰り、お互いの健康を喜ぶ同志愛で握手。

中には、懐かしくて近況報告を始める方も。それだけ駅に行っていなかったかと反省するが、反応は多く、陳情も少なくない。

「今の市長になって急にヤミ専をとりあげているが、今頃おかしい。何か、大きい力が動いたのか」と迫ってくる方もおられる。私が、久元市長は「勇気を出して正義をしているのですよ」と言うと、自民党のバカと言って去っていった。こうした方は、たぶん組合の関係者なんかだろうと、そう思って相手にしない。

いきなり握手をしてきた老婦人が相談を始め、「生活保護を受けているが…」と言ってその証明を示し、電話番号も伝えてから「2,000円貸して下さい」と頼まれたのは、3月18日のこと。バックの中には、スマートフォンと他の市会議員の名札が見える。私は丁寧に、「選挙違反になるから」とお断りした。

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同日、83歳になられる住吉の小林賢二さんが、住吉駅の改札口でそわそわ。演説を中断して、何をされているのかお聞きすると、デートですと仰る。お相手は80才の阪田美枝さんで、この3月に同志社大学の大学院に合格された。和紙総鑑の本を上梓されており、詠いの河東ふじの名声でもある。日本全国の酒造りの歌を半世紀に渡って集めておられるなど、多方面にわたる文化人だそうだ。

お越しになったらご紹介下さるというので、一旦演説に戻ったが、しばらくしてお会いできた。見るからに上品な、そんなご年齢とは思えない若々しさで、利発そう。近日中に京都新聞で、「お孫さんと同じ大学に入学」と報じられるとはにかまれたが、とても良い笑顔だった。

お二人連れ添って、小林さんご推奨の日本料理店「はいから」に食事に行かれる、その背を見送った。駅というのは多くの物語を作り、社会の多くの一面が見られる場所。今、私は確かに、選挙運動を楽しんでいる。