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2019年 03月 08日 金曜日

岸和田は、市が一体となって日本中に売れている。だのに、神戸で、市民が立ち上がってやろうとする歴史上な記念すべき行事に… 市民参画局から何の問い合わせもないのは、どうしたことか。

それは、5月1日の奉祝だんじり曳行について。こちらから声を掛けないのが、失礼だとでも思っているのだろうか。それにしては、新しい事 … 自転車ロードレース等には、盛んにリップサービスされている。

なぜ、神戸市の文化と伝統を守り教育にも役に立つ行事には、関心がないのだろう。というのも、この行事には、市も県も後援のお墨付きを下さっている。大きな後ろ盾となっている区役所も、ご協力いただいている。だのに、だ。

協議は、最終的ともいえる段階にあり、3月7日に東灘警察で行われた朝9時半からの協議では、三百年のだんじりの歴史上初めて、45基のだんじりが神戸市東灘区岡本にそろって、皇居に向かって最敬礼し、神戸市長挨拶で始める予定となった。芦屋市長や西宮市長も出席予定になっていて、引手だけでも4,000人。3万~4万人の見学者を予想している。

日本国民として、天皇の御退転の喜びを表すべく、大行事を東灘区のだんじり野郎が企画し、着々と進めているのである。何よりも無事故が基本中の基本なので、東灘署での会議は幾度にも及び、県警本部からも、交通専門官の警視が来て、神戸マラソン並の警備指導がなされている。

こちらは、40年以上自主警備の経験と自信を持っていると強調し、理解を求めて上手く進行している。協議には、わざわざ西宮警察署と芦屋警察署からも交通課長さんらがご出席下さり、全部で23人が真剣に、安全のために議論を重ねた。

例えば、各だんじりに4人の警備担当者を任じ、加えて、各交差点で警備に当たるべく、約100人以上を配置する。西宮・芦屋から岡本まで引いて来るので、その沿道の人々の迷惑を少なくするためのポスターや、自治会を通しての情報の徹底なども求められており、実行委員会も確約した。その他4,000人分の弁当の用意や、食事場所にお手洗いの問題もある。

私は、タクシー協会にお願いし協力を求める担当になったので、早速協会幹部の方々にお会いした所、各社に連絡して下さる事になった。

もっともっと大切なのが、資金集めだ。それぞれの担当が、本当のボランティア、手弁当で日本国民として活動する。皆、仕事の合間をぬってやっている。資金の方も、なんとか頑張って下さったようだ。

市の、ある局長さんの部屋には、だんじりのカレンダーが貼ってあった。ゼスチャーと分かっていても、皆、その局のファンになっている。それでこそ、だんじり野郎なのだ。