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2019年 02月 22日

苦労して誕生した条例なのに、制定から早5年が経つが、未だに浸透していない。こんな時にも、こんな時こそ… 条例の浸透の徹底を図って欲しかったと、そう思ったのは、御影クラッセだんじり広場で催された、灘の酒べっぴんまつり。

2月15日午後5時からと、翌16日の午後1時から。一杯あたり1〜3枚の試飲チケットは5枚綴り500円で、おつまみコーナーの出店もあった。

日本一の酒処、灘の酒 ── 大関・日本盛・白鷹・灘一・寳娘・島美人・沢の鶴・道灌千代田蔵・浜福鶴・櫻正宗・白鶴・菊正宗・剣菱・福寿・仙介・大黒正宗と、16もの蔵元が出展して組まれたイベントとあって、広場は日本酒ファンで大賑わいだった。

特に、今回は国税庁長官により、灘五郷の酒が「味わいの要素の調和がとれ、後味の切れの良い酒質」として評価され、確認審査で8社2種類が地理的表示「GI灘五郷」の酒と認定された、その記念すべきイベントでもあった。

これによって「名実ともに、日本一の酒どころと実証された」と、挨拶に立った櫻正宗の山邑太左衛門社長が高らかに宣言された。

地元のまちづくり協議会の御厚情や、その細かい配慮にも感心した。地域が一体となって、この地から灘の酒を日本中に、世界中に発信しなければならない。

だが、私は少し淋しかった。どの方のご挨拶も、灘の酒の乾杯条例について触れて下さらなかったのだ。

そんなわけで、じっと足元を見て、一歩一歩頑張ろうと思ったのだった。

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