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2019年 01月 08日 火曜日

「神戸の中の大手スーパーマーケットやコンビニ、大手ホテルなどに多くの大阪の商品が並び、神戸市の商品がないがゆえに、神戸市民の消費したお金が… 大阪へ、ストローでの如く吸い上げられている。この事実を、しっかり押さえておかねばならない」と申し上げたのは、神戸市民の台所ともいえる、神戸市中央卸売市場東部市場と神戸市中央卸売市場本場、二か所の、恒例の新年会。

1月5日土曜日、兵庫区にある本場は、朝8時から約400人が集まって、国会・市会・県会の議員に加え、今回は岡口副市長の挨拶で始まった。一方、我が方の東灘区第4工区の東部市場は、久元市長が来られて約60人位での新年会だった。

今年は実は、農林水産省の方で卸売市場法が14年ぶりの大改正になるので、市場にとって重要な年なのだ。これについて久元市長も触れられ、「良い条例の改正にしたい。これに関しては、盛山代議士もよくやって下さった」と発言され、「又、大阪の市場を視野に入れて」と付け加えられた。

続いて盛山代議士が「市場の皆様の声を幅広くお聞かせ頂いて、かなり要望を入れた法律が出来たと思っております」と、苦労の一端を披露された。

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私は、盛山代議士へ御礼を申し上げ、「これからは、ボールが地方に来ているので、神戸市の方でどのような条例改正をするかが問題であって、私を含む市会議員と神戸市当局、市場関係者の間で、相当な議論を交わす必要がある」と、スピーチした。

市長のスピーチの中にあった、「大阪市場をにらんで」の言の意についても、深く感じたく思う。毎年の事とはいえ、いずれの会場の方々も今年の意味を深く捉えられており、例年にもまして活気にあふれていたのだった。
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