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2018年 11月 27日 火曜日

甲南大学・甲南病院の創立者 平生釟三郎先生を記念した会場での催事で、御長男の平生誠三 甲南病院理事長が私の方に手を振って… ニッコリ。ついうれしくなったのは、素晴らしい計画が発表されたから。

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甲南病院の具 英成院長(写真右)のご提案で、東灘区にある甲南・甲南女子・神戸薬科の三大学で、東灘の次世代医療人材を育成するべく各大学にコースを作り、甲南病院から講師を派遣して協力しようという計画が発表された。そのコンソーシアムの設立式典が、甲南大学の平生記念セミナーハウスで平成30年11月17日、土曜日に催されたのだ。

熱気にあふれた式典では、まず甲南女子大学の森田 勝昭 学長が主旨に触れながら開会挨拶。次にさらに詳しく、プレゼンテーションのプロジェクタ投影も使いながら、甲南病院 の具英成院長が説明に立たれた。

東灘区の棱野 敦雄 区長は、区民を代表してお祝いし、東灘区の人口構造について語った。私は、来賓挨拶で場を与えられて…
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「22年前に大震災があって、神戸は産業を失いながらも、次なる医療産業都市造りに向かっています。その政策の提案者の一人として、大変嬉しく思っています。日本中、世界中から神戸の医療を求めてくる時代の扉を開く為に必要なのは、その優れた医療を支える人材の育成です。その最適地がこの東灘区だというのは目から鱗で、己の不明を知りました。今日ここに集まって下さっているのは、このコンソーシアム成功のために団結しようと呼び掛けられた方々です。この地は、文教地区ですが、その指定から50年が経過しています。今、人材育成の地である事を忘れないでください」
と訴えた。

記念講演では、ロボット手術の保険適用を実現に導くなど、日本のトップランナーである神戸大学の藤澤 正人 教授がAIについて話され、AIが30年後に感情を持つと宣言された。その時、私はまだ生きているだろうか。どんな社会になっているだろうと想いを巡らし、楽しい講演だった。

最後に、甲南大学の長坂悦敬学長が、3大学が力を合わせようと願われながら、閉会挨拶。私は、甲南病院の為に頑張る決意を新たにしたのだった。

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調印式に望んだ関係者。左から、棱野 敦雄 区長・神戸薬科大学 北河 修治学長・甲南病院 具 英成院長・甲南女子大学 森田 勝昭 学長・甲南大学 長坂 悦敬 学長