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2018年 10月 19日 金曜日

在日韓国人から最も愛され、釣りがお好きで、神戸人より釣りスポットを知っておられたのは… 2012年9月から2015年8月まで在神戸大韓民国総領事館の総領事を勤めておられた、李 成権さん。

その李 成権さんが「神戸に来られておられるので、昼食でもいかがですか」と、親しくしている上原 満さんから、について、嬉しいお誘いを頂いた。良い機会をつくって下さった上原さんに、感謝。

李 成権さんは、韓国で国会議員をされた後に総領事に就任されたのだったが、かつては日本で国会議員の秘書をされた程の親日家。大変な日本通で、当然、日本語も堪能でおられる。

私は、韓国武道テコンドーの件で親しくなり、領事官邸までご招待を頂くなど、良い関係だった。その関係を知っての、上原さんのお気遣いだ。本会議中でもあったので、市役所の24階、韓国料理「百済」で、同じく親しい仲の日韓友好神戸市会議員連盟の吉田謙治会長もお誘いし、昼食を共にした。

李さんは今回、神戸の大学で講演に加え、政府の依頼で、日韓両国の国会議員の意識調査を行うべく来日された。これは、簡単そうでいて、なかなか本音が見えてこないから難しい。話題は、韓国の南北統一問題から、日韓の学生の政治への関心が低いこと等にまで及んだ。

神戸の大学で、韓国の大統領の名前を知っている学生は120人中たった一人で、その学生は中国の留学生だったと李さんは笑って語られた。それだけ両国は平和で、政治に関心を持つ必要が無いのだろうと結論づけた。社会勉強にと、友人のご子息を同行されていた。しっかりした好青年で、「神戸は美しい町だ」と、喜んでくれていた。

総領事の頃は、「バクダン」という飲み方で、酒を良くたしなまれたが、その、お好きな酒。しばらく止めておられた。ところが、神戸に来て、「日本酒が美味しいから、また飲み始めた」と気がかりそう。本当の、親日家なのだ。

私は、日本と韓国は絶対に仲良くするべき、黄色人種は団結するべきだと思っており、白色人種の優越感に対しては嫌悪感を抱いている。そんな意味でも、よく気が合う。一日も早く、李さんが韓国の国会議員に再選されるか、主要都市の市長になられるなど、政界に戻って欲しいと願っている。

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