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2018年 09月 05日 曜日

私は、大変怒っている。出来れば、身内の挨拶や行事は別の場所にして、あのだんじり広場を、地元との感謝と融合の場にしてほしいとも願った。役所にしても… 多少はアドバイスするべきではなかったのかと、残念でならない。

それは、9月1日朝、東灘区御影クラッセだんじり広場でのこと。JA兵庫六甲が西区・北区の美味しく新鮮な農産物を安価で販売され、売場が賑わっていた。

これで第二回目になる催しで、私も出かけた。11時から、オープニングセレモニーがあった。テントが張られ、そこには見知らぬ方々と区長が前面に座り、後ろの方に、地元の自治会連協議会をはじめ、東灘区婦人会会長や各地の婦人会会長が座っていた。

初めに挨拶に立たれたJA兵庫六甲組合長のスピーチの中に、役所と関係者への感謝の言葉はあっても、地元への感謝の言葉は無かった。あれは、組合長の思いではなく、原稿を書かれた方との間に意識の違いがあったのではないかとも思った。私は、静かにテントを去った。地元の方々への申し訳の無さと、無念さからだった。

ここまで来るのに、地元の人々がJA兵庫六甲を応援して来られたのに、挨拶の中に地元の方へは一言も無いとは …… せめて、自治会連絡協議会々長か連合婦人会から一人でも立って、地元としてJA兵庫六甲が地元に来て下さったことに対するお礼や、歓迎の言葉を述べる機会が欲しかった。

これは、JA兵庫六甲が消費者を大切にし、久元市長の言うように、神戸の農業がその主力産業であり、大切に育てねばならないという方針に沿うものではないのか。私も、その為に西区・北区と連携をとる事で、御影の子供たちに農業を教えようと思っていた。その為にJA兵庫六甲が、郡家に直売店を出されるにあたっては、微力を尽くした。

JA兵庫六甲の直売店は、コープやスーパーマーケット、コンビニとは違い、半ば公的な機関としての意識づけをもって、少々高くても、市民の健康と地産地消のために協力し合う、シンボルとしての位置づけを狙ったものだった。この目論見は成功しつつあって、商品も良いので結構評価が高く、良い噂が続いていて、喜んでいた。だが、職員の方々は何か思い違いをされていて、地元の婦人会やまちづくり協議会、自治会の協力を分かっておられないのではないか。

地元を大切にして下さらないと、私の立場が無い。だんじり広場は、地元の大切な広場だ。この広場については、所有者間で協議の上、有料・無料を決める。JA兵庫六甲の利用については、反対論はあったが、婦人会の発言があり、私の名前も出たようで、無料になった。

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実はセレモニーの後、東灘婦人会の幹部約80人と東灘区市会議員団9人で、和やかで真剣な懇談会を持った。婦人会長は、JA六甲兵庫によるだんじり広場の立派な行事と郡家のマーケットを紹介され、是非一度買って下さいと願われ、「今日、皆さんにといただいたイチジクです」と仰る。参加メンバー全員の席には、イチジクが一つずつ置かれていたのだ。何と、いじらしい事か。テントの後に座らされて、感謝の言葉も無いのに、それでも懸命に尽くして下さっている。

これから、JA六甲兵庫が各地は進出されて成果を上げ、神戸農業のために貢献されるためには、地元消費者への丁寧なお付き合いが欠かせないだろう。地元をパートナーとする意識を職員一人一人が持って、組合長の読む原稿に、一言でいいから地元への言葉を入れられるよう、望んでいる。イチジクをいただくより「地元のお陰です」との言葉、その言葉が出る「思い」「心」をいただきたいと、そう思ってしまうのは、私だけだろうか。
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怒りのイチジク