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2018年 08月 21日 曜日

たった一本の、通訳からのビジネス電話で得た情報から、事が急転直下、変わったのは… グジャラート州の首都アーメダバード市と神戸市との、経済を中心にした友好都市提携についてだ。

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新在大阪・神戸インド総領事のバラスブラマニアン・シャム総領事が神戸議会をご訪問下さったのは、8月16日午後4時30分だ(写真左)。インド側は、副総領事と通訳兼事務官の武笠さん。神戸側は、日印友好神戸市会議員連盟代表の私と大井副会長に山下事務局長、菅野理事に加え、神戸市国際課の仲宗根係長と通訳が、テーブルを囲んだ。

私は正直、怒っていた。友好都市提携を実現するために、インドを2回も訪問した。しかも、井戸知事と岡口副市長が同行して、アーメダバード市長と岡口副市長との間でしっかり約束が出来上がっていた。「市長選挙があるので、選挙後の本年4月には神戸市を訪問して、正式調印をし、お互いに力強く進めよう」と言うアーメダバード市長と、何回も握手を交わした。
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ところが、4月に来たのは、グジャラート州とアーメダバード市のビジネスミッション約12名だけ。友好提携の情報もなく、ただ市長が変わったと知らされただけだった。私は、市長が変わっても公的としての約束であるので、おざなりにされる事はないと信じていたが、結局おざなりにされていたのだ。

その間、私には、神戸が熱心でなく、京都市が熱心だというような、色々な情報が届いた。それで、岡口副市長にお願いして、本年11月にもう一度アーメダバード市に行く予定をたてた程だった。それが、アーメダバード市側が全くそのような事を考えていないと分かって、急遽取り止めになった。私は、だからガッカリしていた。

ところが、前回、知事や岡口副市長と訪問した時に通訳をして下さった女性の方から電話があり、「お元気ですか。また、インドに来て下さい」というので、「貴女が通訳をして下さったあの約束を、アーメダバード市長は守っていない。誠意が無い」と訴えた。すると彼女は「そんな事はない」と言って、前アーメダバード市長に電話。その日の内に返信があって、次の市長に強く申し入れ、継続審議に入っているから進めるよう申し入れてくれた。ただ、もう少し時間が欲しいとの事だった。

その件を、国際課の植松部長と仲宗根係長に報告すると、仲宗根係長がその通訳の女性に確認して下さった。さらに、この御二人はこの新シャム総領事に訴えても下さった。勿論、諸外国では良くある事だと私は知ってはいたが、それでも、この件については怒っていた。

そこで、私は挨拶もそこそこにすぐこの問題を提議して、「私は大変失望している」と言った。すると、シャム総領事はすでにアーメダバード市に対して調査をしておられて、「話は進んでいる。アーメダバード市の手続きは終わっており、グジャラート州でOKが取れれば成立する」とのご返事だった。皆で、6時まで真剣に話し合ったのだが、さらに、この件でシャム総領事は力を尽くすとも言って下さった。

私は嬉しかった。国際課の部長と係長の、働きの効果があったのだ。私は来年4月に選挙なので、年内にグジャラート州のOKを取って欲しいとお願いした。シャム総領事と親交を深める必要を感じた1時間半だった。
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