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2018年 08月 17日 金曜日

災害に絡んで力を尽くす人たちには、実に良い人が多い。今回もきっと… うまく行くと、そう信じ、願っているのは、7月4日、5日、6日の豪雨の爪痕。

勿論、灘区と北区は酷い山崩れや崖崩れ等、多くの被害が出たのだが、神戸市内で死傷者が出なかったのは、市の防災行政が成功しているからだろうと、一定の敬意は表したいと思う。

その上でだが、東灘区でも被害は小さくなかった。甲南病院に通じる幹線道路では崖崩れが起き、約40日以上、通行止めになっていた。これについては、8月13日10時に片側通行で開通。私も早速、通ってみた。市バスも通るようになり、実に有難い復旧である。
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▲片側交互通行ながら、通れるようになった
しかし、その爪痕の一つに、住吉の火葬場に向かう道路側にある、世帯数170戸マンション住吉川がある。北側の山の斜面が急こう配で、直経1m50はあろうかとう大きな石が落ちてきた。幸い、途中で止まったものの、下には駐車場と倉庫が。人の往来もある場所で、とても危険だった。加えて、斜面にはまだ、大きな石が多く残っている。

そこで、管理会の三山浩司会長が熱心に訴えられ、山田地区の廣岡区長が動かれ、私も微力ながらお力添え。この件でも、神戸市建設局の東部建設事務所が良くやって下さった。県に現状を訴え、改修してもらえるよう強力に働きかけて下さった建設局の防災課の頑張りもあって、8月14日、防災部長に要望書を提出して結果を待つところまで運んだ。
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▲要望書を提出
このマンション住吉川は、かつて北側の山にある砂防ダム改修工事の際、そこへの一本道を多くのダンプカーが通行し、危険だというので議論したことがあった。その時は、私もお手伝いをして、何と住吉川にはり出した歩道橋をつくったのだった。

良い人たちが、懸命に力を尽くしてくださる。今回もうまく、復旧・復興して行くだろう。影ながら、関係各位を支えて行きたいと思っている。