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2018年 06月 29日 金曜日

日本の一億の人口の中で、隣り同士のイッちゃんとトシちゃんがそれぞれの人生を歩んで、また… 楽しく再会を果たせた。幼なじみとは、いいものだ。

再会したのは、安藤いち子さんと、私。安藤さんと私の家は兵庫区下沢通1丁目の隣り同士で、同級生。同じ、兵庫小学校に通った。我が家は「丸太ごうし」という日本料理店。安藤さんは飴をつくる会社で、結構盛大にやっておられて、よく飴を頂いたものだ。当時は貴重なもので、嬉しかった。私は彼女をイッちゃんと呼び、彼女は私のことをトシちゃんと呼んでいた。

先月の初め頃、その安藤さんから電話があって、びっくりした。何と63年ぶりの、幼馴染みからの連絡だった。彼女が小学校6年生の時、安藤さんのお父様の先輩に呼ばれて、九州は宮崎県の都城に移転されることに。それでお別れしたのが、63年前。時々は私も思い出しては、どうしておられるのか気にはなっていた。それだけに、嬉しかった。

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63年の歳月を経て、再会
6月29日の朝9時、私がホテルに行ってお会いすることにしたが、イッちゃんはお土産が荷物になるからと言って、宮崎のマンゴを前もって送って下さったので、傷まぬうちにとおいしく頂いた。

いよいよ当日、私は地元のお酒と煎餅を持って行ったが、御主人は来ておられずイッちゃん一人だったので、重たい思いをさせてしまった。申し訳ないことをしてしまったのだが、それはさておき、会ってお互いに、「町で会っても分かりませんね」と笑い、お互いの人生を語り合った。

都城に行ったのだが、先輩の話は違っていて、大変なご苦労をなされたとのこと。それでも頑張って、焼酎最中を販売し、大成功されたそうだ。今は、4人の孫に囲まれ、お幸せそうだ。良かった。お孫さんの一人は、大阪大学の医学部を目指しているという。

そしてイッちゃんは、たった1人残った神戸の親戚のことを、私に頼んでこられた。私も出来るだけのことはすると、約束した。やはり、お互いに年をとると、話題は体のことに孫のこと、親戚のことになる。

残念なことに、その丸太ごうしも安藤飴店も、二人が通った兵庫小学校も、今は無い。イッちゃんが淋しがると思い、小学校のことは言わずじまい。またの再会を約束して、50分ほどで別れた。次の機会には、ふるさとを忘れないで欲しいから、市役所の24階から神戸を見てもらおうと思っている。