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2018年 05月 08日 火曜日

私は、東灘区民は、民による本当のだんじり祭りを求めているのだと信じている。実際、区民の皆さんが… だんじりをいい方向に押し上げておられる。それが如実に感じられたのが、今年のだんじりだ。

毎年の事だが、この5月3日も、平野のだんじりに台乗りを許されて、御影のパレードに参加する。今年も、和田さんを正面に、右手に保元さん、左手に私、安井で、だんじり広場前でだんじり囃子に乗って、勇壮な舞を披露した。

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今年も、例年並みの人々が集った。だんじりの上からは、意外なほど群衆の人々の顔がよく見える。知人が大勢いらして、手を振って下さるのは、嬉しいものだ。その中でも、いつも感心するのが、元区長の谷口区長が群衆の中程で見学しておられる、元の区役所や市職員の方々。他のグループには、局長や部長、課長の顔も見える。

私はだんじりから降りて、それらの人々を来賓席に誘ったが、応じていただけなかった。特に谷口局長は「ここがいいのです」と仰る。彼は、いつもそうだ。元の区役所の職員の方も本庁の方も、東灘区に関係した人達は皆、だんじりが懐かしくなられたのかなぁと、自己満足したり、或いはそうではなく、市職員としてだんじりを見ておく必要があると思って下さっているのではないかとも思った。

いずれにしても、市行政の中で、だんじりは確かな地位を確立しつつあるのではないだろうか。かつて矢田市長が、「東灘区は5月から始まるのですよ」と、誇らしげに語ってくださったが、これからがだんじりの大切な時期で、それなりの品格を持ち、文化度を高め、教育や防犯や防災に役立つだんじりにしなければならない。

幸い今年は、自主警備に向かってだんじりに1台1台に警察官がつくことは無く、43号線や2号線の主たる交差点を、重点的に警備してくださる事になった。私は、以前からそうするべきだと主張していたが、反対も沢山あった。それは、交通の安全面での不安からで、だから叶わなかった。しかし今回は、警察の方で処置を取られた。

大変難しい事ではあるが。、私は、祭りは民でやるべきだと思っている。それが、東灘区民の皆さんにとっての、真の「自分たちのだんじり祭り」としての誇りとなるのだから。
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