昨年10月22日に日本を襲った台風ラン(21号)で、神戸の名木として北畑地区と瀬戸の海を見守り続けてくれていた、神戸市指定天然記念物で市民の木にも指定されていた、樹齢800年の
北畑会館に集まりその倒木を悼み、惜しむ地区の方々と、市民に市長、区役所とみなと総局、そして私も声を上げて、樹齢800年の
その際、さらに新たに
かくて、去る4月19日朝10時から、植樹予定の現地に出向いて確認もしての、会議が持たれた。当日集ったのは、宗田 匡弘さん、会計の西川 義信さん、道木 柳太さん、中井 堅さんに、足立ボランティアと私。第2の
結果、1本は、もとの
道木所長はいかにも木と緑を愛されていると分かる良い方で、1本1本、息子を撫でるように木に触れておられた。こうした方々によって緑は守られているのだと、議員として改めて学んだ。
リーダー役の宗田さんが道木さんに、「これぐらいになるのに、何年かかりますか?」と両手のひらで、15㎝位の輪を作って尋ねた。「そうですねぇ … 若い時の成長は早いのですが、20年位でしょうか」と、道木さん。私も、皆も黙った。まず、自分が見る事はないだろう。しかし、こうして世代は受け継がれるのだ。
この木には、平和な地区を見守り続けていてほしいと、心から願ったのだった。
▲ 会議参加者みんなで、場所の選定のために現地へ