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2018年 04月 10日 火曜日

空港も医療産業都市も、いじめの問題も何もかも忘れ、昔に返って幸せだったのは… 去る6日にホテルで催された、とある同窓生たちとの集い。

秋の県立兵庫高校同窓会の仲間、中尾さん・松本さん・述上さんらのお声掛けで、なんと歌声喫茶の計画をして下さったのだ。

私にもお声がけを頂いたので、忙中ではあったが、なんとか時間をつくって兵庫区のルミナスホテルにはせ参じた。集まったのは女性7人男性8人の計15人で、主に兵庫高校の武陽会が中心だ。

我が青春時代の歌になる「高校三年生」の「フォークダンスの手をとれば」という歌詞で思い出すのは、お目当ての彼女の寸前で音楽が切れて失望した事。あれから60年 … 隣に座った述上淳子さんの親指と私の親指が同じ亀形ので、60年ぶりの発見と他愛もない事で無邪気に喜んだ。

それぞれ立派な人生を歩まれた、その淳子さんと、松本みどりさんとは家の方向が同じで、帰り道に歌いながら帰ったのを二人でまた、やって下さった。「いいねぇ!」…私はこの時、すっかり昔に返っていた。

淳子さんが「あんた、悪い事したらアカンよ」と、まるで姉さんのように諭してくれる。私は「勿論だ」と答える。彼女は学生時代から、私に常に注意をしてくれていた。私の好きな草原情歌を中国語で歌ってくれたのも、嬉しかった。

またあれば参加しようと決めて、急用のため早退したのだが、とても名残惜しい一時だった。
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