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2018年 03月 07日 水曜日

自民党は、理解しあって団結してこそ、力を維持できるのだと知っている。それは… 野に下った時もそうだった。

そんな感慨を抱いたのは、自民党の県連大会に代わる総務会が行われた、3月3日。兵庫県私学会館での午後2時からの同会には、県下各所から約400名の党員が集まり、活発な意見が交わされた。

まず、県連の谷 公一県連会長が、「(衆議員選挙で)兵庫県下すべての地区で、自民党が完勝した。また、同時に行われた神戸市長選挙でも、市会の西区・中央区・東灘区補欠選挙にも勝利し、その前の井戸知事の5選目も勝利した。しかし、これに慢心せず、謙虚に市民・国民の声を受け取って行こう。そして、来年の統一地方選挙に向けて頑張ろう」と、力強く挨拶された。

次に、井戸知事代理として金沢副知事が、知事選挙の謝辞を述べた後、「県政150年の年であり、責任政党の自民党と長期的視野で人口問題等に取り組む」と挨拶された。

続く久元市長が、これまた市長選挙の謝辞に、空港・湾岸道路について語り、さらに、「若い世代が東京へ集中するのを防ぎ、関西に留めるべく、企業の誘致なども考えねばならない」と強調された。

そして、国民政治協会の滝川 博会長が、知事選の謝辞に加え、物心ともに協力して行くと、経済面の支援も表明して下さった。滝川会長は私の兵庫高校の先輩で、45年間御ご指導下さっているが、怒った姿を見たことがないほど、いつもニコニコ融和。まるで神のような存在で、代表的な自民党支持者なのだ。

次いで、渡海代議士が「マスコミは自民党は官邸指導と書きたてるが、今は内部の若い国会議員の声もよく聞いて、よく議論を重ねている」と報告された。

西村康稔副官房長官が、「例の平昌オリンピックで安部総理と韓国に行ったが、安部総理が韓国の若者に人気で、総理に向かって来て写真を撮りまくる。人気の理由は、安定したぶれない総理である事と、経済が好調で若者の就職活動が若者の売り手市場である事らしい。韓国の若者は、就職が大変らしい」と報告された。

私は、この報告に一番興味がわいた。あんなに反日教育をしていても、現実は現実なのだ。

関 芳弘代議士も、盛山正仁代議士も出席されて、質問の答弁にたたれた。約1時間半の総務会の最後は、私の万歳三唱だった。

私は、つくづく自民党は大人の政党だと思った。野党のように、二日もかけた議論のあげ足取りの応酬など、しない。自民党は、引くときは引く … 自民党の強さを、改めてしみじみ感じたのだった。
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