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2017年 08月 15日 火曜日

20年前も同じ事を言っていたなぁ、と意味深くそれを噛みしめたのは… 阪神水道企業団議会の、平成29年第1回議会でのことだ。

20年ぶりに任命された阪神水道企業団議会議員として出席したその第1回は、8月10日(木曜日)午後2時からだった。

阪神水道企業団、略して阪水とは、淀川から水を取水し、水道水にして西宮・尼崎・芦屋・神戸と、今春から加わった宝塚の計5市に配水する大切な企業団で、運営のため議会が置かれ、各市より選出された代表議員がその任に当たる。議員は西宮市2人・尼崎市3名・芦屋市1人・宝塚市1人・神戸市8人の市会議員と市長(芦屋は議員又は市長)、計15人で構成され、一連の仕事が公平かつ順調に行くよう谷本光司企業長引きいる当局側と力を合せて、安全な水道確保の為に頑張る。

私は、今回の第1回議会で議長に選出され、就任した。もっとも、神戸市は最多の議員数なので、そうなるのが通例である。

早速、日程第1で議席を指定。第2で、会議録署名議員の指名…等など、日程第9までを無事に終えた。

何の気負も無く、各市から選ばれた議員さんはもとより、当局とも仲良くしながら、阪水間の水道を守って行こうと決意したが、淀川の水を浄化するには、琵琶湖の浄化から始めねばならない…これ、20年前にも口にしたなぁ、と一人ごちた。

上下水道は、人の生存を左右する根幹的な事業だが、その源たる水は、天の恵み。この任に再び就いて、琵琶湖の偉大さ、重要さに改めて思いを馳せたのだった。
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