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2017年 07月 18日 火曜日

市長の、子供のような素直な気持ちに触れられた、日曜。きっと… 市長はだんじりにハマるだろうと、そう思った神戸開港150年記念帆船パレードの、だんじり練り廻しだ。

当日私は朝8時10分、足立ボランティアと共に一番で着いた。さすがにみなと総局の職員は来ていたが、受け付けも誰もいなかった。やがて、神戸開港150年記念帆船パレードに参加する、御影のだんじり5基 ─ 上石屋・西御影・西之町・弓場・東明の5基がトレーラーで運ばれ、第2突堤に着いた。

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まもなく、バスに乗った御影5町の皆の衆も到着して、準備が進んだ。ところが、だんじり練り廻しが始まる9時半になっても、久元市長の姿がない。皆がヤキモキして待っていると、9時45分に、市長が駆け足でやってきて、弓場のだんじりに飛び乗った。

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弓場地区では、弓場の半被に「市長 久元喜造」と刺繍を入れて、プレゼントされた。市長は大喜びで、家宝にしますと仰った。市長も懸命に、「祝150年」の提灯を前後に振る。なにしろ、初めてのこと。棱野東灘区長に「区長さんは、乗ったことありますか」と市長が尋ねられると、区長は「いいえ」。きっと市長は、興味があったのだろう。
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すべての行事が終わり、記念撮影となった。隣りに座った私に、「安井先生、これ、お酒を飲んだら浮かれてしまいますね!」と仰る。「まったく、その通りですよ」と答えた。市長はお酒が好きな方なので、それが十分理解できると思った。

しかし御影のだんじり5基の皆は、一滴のアルコールも飲んでいない。すべてが終わったら旨い酒を飲もうと、それを楽しみに、みなと総局や警察との約束を、しっかりと守っている。それが、将来のだんじり行事をスムーズに行い続けられる基本だと、保元会長も高嶋会長も知っているからだ。

ふと見ると、市長夫人がそこに。ご夫婦でお出で下さっていたと知って益々嬉しかった。心に残る、特別なだんじり練り廻しになった。
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