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2017年 07月 08日 土曜日

市長は、日本中の若者に選ばれる町、神戸市をつくろうとしている。これは、良い。何より… 神戸の市民性にはそれを受け入れる資質があると、私は思っている。

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▲ バレンタイン広場
先頃、イタリアのテルニ市を訪ねたのだが、そこで、今後神戸御影のバレンタイン広場で結婚式を挙げて下さるカップルがあれば、テルニ市とバレンタイン教会から愛のメッセージをいただけることになった。これで、神戸で挙式するカップルは、より実のある結婚式が挙げられるというものだ。

今般、それに加えて、神戸市が結婚新生活を支援する事業を始めてくれた。対象となる世帯は、平成29年1月31日〜平成30年3月上旬までの間に婚姻届を提出し、受理された新婚さんだ。

対象条件として、

  1. 夫婦の前年の所得を合算した金額が340万円未満であること

  2. 婚姻時に夫婦の年齢が70歳以下であること

  3. 良好な住宅環境に入居すること(新耐震基準に適合し、最低居住面積水準以上の広さであること)

  4. 申請日より2年以上神戸市に継続して居住する意思があること


の四項目すべてを満たせば、賃料1ヵ月分に、敷金・礼金・共益費1ヵ月分・仲介手数料・取得費及び引越費用といった新居の住居費が対象費用で、上限最大24万円までが補助される。

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▲ バレンタイン広場
さらに、神戸市内に居住する夫婦のいずれかの親世帯と、近居・同居するか、又は、夫婦のいずれかが婚姻日の前後6ヶ月の間に市外から転入すれば、基本の補助金の対象費用で24万円を超えた分や、神戸市内で行われた結婚式等の場合の、結婚式にかかった費用に加え、神戸市内の店舗で購入する新生活に必要な家具・家電等の購入費にも、最大6万円の補助が用意されている。この政策にあたる担当の職員も、気力に満ちている。これは、希望がもてる。

新しい二人の門出を手伝おうというこの施策で、市は、神戸をウエディング・タウンにしようと考えているのだ。私自身、とある本山のだんじり野郎から「結婚をしたいのだが…」と相談を受けて、調べてみたのだが、神戸にはウエディングが似合う。

なにしろ、人生のスタートにふさわしい、明るく前向きな市民性が、神戸にはある。それに加えて、バレンタイン協会のお墨付きと補助金だ。この国際的な港町からの未来に向けた人生の船出は、若い二人にふさわしいと、そう思うのである。
[ 詳細 神戸市結婚新生活支援事業 ]