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2017年 06月 09日 金曜日

市長が「テルニ市には行ったことはないが、歴史溢れた町だと思う。御苦労様でした」と一同をねぎらわれ、御影公会堂にふれて… 「何とか、全国的なものにしたい」と強調されたのは、去る5月30日のこと。

既に当ブログにも記したように、5月9〜18日の間、民間使節団としてイタリアのテルニ市を訪ねたのだが、それについて帰国報告を行うべく、市長を訪ねたのだ。使節団長を務められた御影弓場自治会の谷口治男会長、御影自治会連絡協議会の鎌田武志会長、弓場地区統括の濱田智司さん、足立真澄ボランティアらとともに、市長の応接室に入ったのは、午後3時30分。

谷口会長は、テルニ市市長が業務停止になっており、本当に美しい女性の副市長さんとお会いしたことなどを話した上で、「御影のバレンタイン広場で今後結婚式を行う方々は、テルニ市から祝福のメッセージがいただけることとなりました」と、ユーモアを交えながら報告された。
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鍵田武志会長からは、テルニ市の議長を晩餐会に招待し、薄茶をたてて接待申し上げたところ、大変喜んで下さったこと。3年以内に、神戸日本庭園の建築に着手したいとの表明があったことに加え、「その広場も見てきましたが、モロゾフさんが送って下さった桜の木が、ポツンとありました」と、感想を交えて報告された。

続いて、濱田さんから、「今後、御影のバレンタイン広場で結婚される方々のために、バレンタイン教会は愛の祈りと共に祝福の証書を送られるそうですので、広場の結婚式利用者には住所・氏名を、神戸市役所に届けられるようにして下さい」と、報告・依頼された。この件については、市長室の山村国際部長も真剣。何と言っても、日本で初めてのこと…或いは、世界でも初めてのことかも知れないだけに、身構えられ、濱田さんに「どこか、公的な地元の団体と市で組みたい」と提案された。濱田さんは、「地元阪神御影南商店街とつないでみます」と答え、山村部長も、それがいいですね、と賛同しておられた。

私は市長に、神戸市の中でも御影には地域力があることや、御影クラッセだんじり広場・バレンタイン広場150周年記念にだんじりを出して、神戸市に協力すること、御影公会堂を管理運営していること等、神戸市広しと言えども、そんな地域力がるところは他にないと思うと伝え、ついては、市で御影を顕彰してはどうか?と提案し、「御影を市長の砦と思って、御影でお酒を飲んで下さい」と最後に笑いを取った。
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席を立った市長は、足立ボランティアに近寄ると、「足立さん、いつもありがとうございます」と、会釈されて退室。さすがは市長、きっちりとおさえる所はおさえている。必ず大市長になるだろうと、そう確信したのだった。