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2017年 04月 26日 水曜日

まずは、地元と東灘区や灘区等の校長会等にお願いして、記念室にお越しいただいて… 地元が生んだ世界の嘉納治五郎を知ってもらうよう、働きかけたいと思っているが、その他に何か良い方法がないか、相談に出向いたのは、教育委員会。

市役所で御影公会堂の管理委託を受けておられる御影自治会連絡協議会の鍵田武志会長と、同会事務局の杉本憲一局長に、私と足立ボランティアとで4月25日に出向いた。

久元喜造市長は、御影公会堂を全国的に認知してもらいたいと願っておられる。私たちは、そのためにもせめて、先ずは地元の小中学校の教育の一環として、御影公会堂の地下にある嘉納治五郎記念室を見学して欲しいとの思いを抱いているからだ。

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教育委員会では、学校教育部の大谷真一部長と上野勝久指導係長に加え、辻 優哉指導主事や担当の秋山広至係長ら5人で、熱心にご対応下さった。主旨は事前に雪村教育長に伝えておいたからだろう、大谷部長は早速動いて下さっており、お礼申し上げた。

大谷部長は、鍵田会長と杉本事務局長両氏の熱い想いを校長会で訴えるとご提案され、教育委員会も付き添っていただけるとお約束下さった。ありがたいことである。谷口前区長は市長の思いを受けて、4月9日のオープニングの司会者をNHKの方にした程、気を使ってくださっていた。

同時に、折角お出で下さったお客様に無礼のないように、気配りもしなくては。御影の鍵田会長と杉本局長のお二人には、学生さんが来て下さったら、嘉納治五郎がいかに平和を愛する立派な教育者であったかということだけでなく、77才で没するまでの、その信念に生きられた「生き様」を、語り部となって語れるよう勉強して欲しいと、心からお願いした。

今回のこの会談のために、東灘区役所の重 係長は苦労して、御影公会堂のパンフレットを間に合わせて下さった。展示物としてだんじりの模型も出来て、子供たちの来館を待っている。みんなで、市長と地元の思いが一致したこの目標に向かって、力を合わせたいと思っている。
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