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2017年 03月 31日 金曜日

明石焼がたこ焼のルーツだったと、明石の自慢話しから学んだのは… 久しぶりにボッカリと半日空いた、3月最後の日曜、26日。この時とばかりに、楽しみにしていた明石焼(玉子焼)の食べ歩きツアーに出かけることにした。

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足立ボランティアと二人、今回は、2店舗をまわった。前回は一人100個食べてダウンしたが、今回は一人20個で納めた。

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初めの店は「楽さん」。かつては、お好み焼き屋さんだった。改装されて焼肉店になったが、明石焼も続けてやっておられる。綺麗でオシャレな店で、10個で600円、ソフトドリンク込み。ダシの調味料は三つ葉で、美味しかった。私は明石焼にソースを塗ってダシにつけるのが好みなのだが、三つ葉とも合って80点、といったところ。

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次のお店は「はっ心」さん。地元の大衆演芸場の一角にあって、演芸観賞と一体になっているようだ。ここも10個600円で、ダシの調味料は、ネギの刻み。ソースはサラサラで、私好みではなかった。ダシ入れは熱くて、少し工夫をしないと、きっと客が火傷するだろうと心配した。

一緒に行った足立はダシの熱いのがいいと喜んだが、ソースがあぁだし、客への配慮という観点から、私は65点と思った。

こうしてまわって、47店舗ほど制覇したことになった。が、全部で70店はあるらしいので、まだまだなのだ。

ところで、今回やっと、明石焼とたこ焼の関係が判明した。昭和のはじめ、大阪にコンニャクやネギ、天かす、紅生姜などを具材に、小麦粉でくるんで焼く「ラジオ焼」があった。そのラジオ焼屋の店主は美味くないと、工夫して醤油で炊いた牛肉を入れた。肉焼きである。で、肉焼きを始めて一月ほど経った頃、客から「なにわは肉かいな。明石はタコ入れとるで」と教えられ、コンニャクや肉の具材を茹でたタコに変えて、大ヒット。これが、大阪のたこ焼きになったのだそうだ。

些細なことながら、私の、長年の疑問がとけた日にもなったのであった。
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