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2017年 03月 22日 水曜日

「これで成功した」と、安堵したのは… 改修工事完了記念写真撮影会。御影公会堂の改修工事の出来上がりに合わせて、私が提案したのだ。

思いついたのは、80年前の御影公会堂新築記念写真が市役所の資料室から発見されたのを見て、感動したからだ。その写真には、当時の町会議員と町長、13人が写っていた。皆さん燕尾服(モーニング)で、お2人が袴姿。そのうちのお1人は、御影まちづくり協議会 高島良平現会長の祖父君、高島平介さんだった。

私は今回、大改修に関して活躍して下さった方々と、現在御影で活躍して下さっている方々にお声掛けした。市長と区長にもわがままを言って、写真に入って頂く事にした。80年後、あるいは100周年記念といった節目に、その写真を御覧になるであろうご家族の方々が、きっと誇りに思って下さるだろうと期待してのことだ。

内容を違えて、3種類の写真を撮ることにした。3枚目の写真には、区役所で公会堂の為に頑張って下さった課長や係長はもちろん、担当者も。それに、裏で働いて下さった足立ボランティアや、講道館にお供して下さった浜田さんにも入ってもらうのだ。

3月21日、午後2時30分からの撮影は、写真日和に恵まれ、皆さん正装してニコニコ、笑顔で盛り上がった。市長はさすがはプロらしく、公会堂に入るなり、つぶさに各室に注文をつけられていたが、撮影には上機嫌で、「いいですね」を連発されていた。かくて、現在の姿を次の世代につなぐ、夢の記念撮影が叶ったのだった。

嘉納治五郎像が未だ、北海道の旭川から到着していなかったのは残念だったが、皆さん、爽やかな笑顔で写真に収まられた。きっと大切な、贅沢な記念写真になると、そう確信している。
記念写真撮影時