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2009年 08月 01日 土曜日

朝から腰が痛くて、立ち上がるのも難しい。一度立ち上がってしまえば歩けはするのだけれど、立ち・座りの都度、左腰の筋肉が痛む。思えば、体に無理して働いているのだろう。

▲原稿を書いていた
一昨日行った退職公務員の集いで、小野慶子元御影小学校長にお会いした。現役時代は向こう意気の強い、やんちゃな校長とお見受けしていたが、とてもきれいになられていた。小野先生が子供たちにかけられる愛情は深く、教育のプロとしての自覚が前面に出ていた。特に、ビオトープについては権威でおられ、いろいろな所で講演なさって、御影小学校のビオトープを広く世間に広めて下さった。この会は教育関係におられた方々の集いで、控えめな方が多いのだけれど、多くの仕事を成し終えた人々だからこその控えめさが、列席していて心地よい。

▲いろいろ思い出される

午前11時ごろ、懐かしい中村耕二さんが、事務所にフラッと来られた。「一週間前に神戸新聞に出てな〜」と仰る。「へぇ」と言って古新聞を探したら「73歳卓球部員“青春”再び」と、見出しが大きく踊っていた。記事には、中村さんが夜間高校に入って学びながら、卓球部員として頑張っておられる事が書いてあった。私は、卓球部入部もさることながら、夜間高校に再入学された志に感動した。記事の狙いとは少し違うが、彼は一級建築士で十分な学歴のある、しっかりとした人格者。誰が見ても1階建てなのに、神戸市が地下1階として確認した建物に疑問を持たれ、二人して神戸市に正した事もあった。法律を巧みに使った手法だった。

私は、リタイアされた方々の生き方をいろいろ見ているが、自分で人生設計をしっかりとやっておられる中村さんの生き方は、さすが一級建築士だといえる。彼は「日進月歩の時代に、いつも新しい知識を得る喜び ─ これは素晴らしい事だ」と仰る、その上に「安井さん、授業料が1カ月1,870円と、安いですよ。その上、頑張ったら、資格も取れるのです」…なるほど、これはいい事だ。氏は、学生時代に学んでいない事を目標に学習しておられるそうだ。皆さんも一度お考えになってみては、如何。


▲今は曇り、頑張って晴れてくれ
午後0時30分、今日の天気を心配して、事務所の外に「てるてる坊主」をかけた。

1時にからある団体に行って、清めて頂く約束をしていた。腰が痛いので、約束をした事を後悔していた。よほど電話で断ろうと思ったが、待って下さっている方を思うと申し訳なく思ってとりあえず行ってからお断りをしようと思って出かけた。市議たるもの、人目に弱々しく見えてはいけないとばかり、すり足を無理して高く上げ、階段も痛さをこらえて平然と上がっていった。ビックリしたのは、お清めして下さった女性が美しい方で、グリーンのスカートにグリーンのネックレス、色白の肌に澄んだ瞳、参った。彼女は、私の腰の事を思って「椅子にしましょうか?」と聞いて下さったが、「私も男だ、特別扱いはイヤだから頑張ります」と言って横になった。なんと帰りにはスタコラサッサ、お清めが効いたのか、中山秘書が「議員、普通に腰がかがめてますよ。ビックリですね」と言った。彼も優しい男だから、常に私の健康を気にかけてくれているから、本当に心配してくれていた。中山秘書と私で「不思議な事があるもんだ」と、「きっと3階まで無理して上がったのが効果あったのかも」と思う事にした……? その帰りの道中、雨はすっかり止んで、晴れ間も見えている。「てるてる坊主」のおかげかなぁ?

今夜は7時30分から、神戸市が活性化する小さな政策として、一万発に増発した花火大会が予定されている。朝から激しい雷雨だったが、まるでスコールだったかのように、スカッと晴れた。市の関係者も気をもんでいるだろう。なんとかこのまま晴れているよう祈っているが、海が荒れると打ち上げできないから、問題なのは天気より波だそうだ。中止するかどうかのアナウンスは、市民の皆さんや観光でおいでくださっている方々に伝わるのだろうか。インターネットサイトを見ても分からなかったので、この点、ぬかっていたと私も今になって思っている。誰しも行ってみなければわからないというようでは、困る。