その中でも、国内外の帆船10隻の誘致を目指している帆船フェスティバルに地域住民との交流イベントとして参加する地車は、神戸ならではだ。
晴れ舞台の協議に熱の入る高嶋会長
大きな目玉行事に、神戸市民が誇る地車がなんと5台も参加する。全国から帆船ファンが集まり、世界中から集う10隻のクルーも、きっと喜んで下さる。多くの方々で賑わう中での、地車の勇姿が今から目に浮かぶ。
場所は、新港突堤の第二突堤という、神戸港の顔ともいえる場所。誘致を目指している帆船は、国内の日本丸・海王丸・みらいへ・Ami・咸臨丸に加え、海外からは、ロシアのナジェジュダ、パラダ、韓国のコリアナ、メキシコのクワゥテモック、ポーランドのダルモジェジーなど。古くからの優美な姿のみならず、帆走艤装に革新的技術を採り入れた船も含まれているから、誘致が成功すれば、実に興味深く御覧いただけるだろう。
15日の10時頃に淡路島沖に各船が集い、11時頃から神戸沖への帆船パレードの後、入港・着岸。16日は、10時から16時の間にセイルドリルや船内一般公開、スタンプラリーなどがある。肝心の地車は、16日の午後に予定されている。
帆船と、それを歓迎する勇壮なだんじりが織りなす、港町神戸ならではのフェスティバルの一時は、帆船ファンならずとも見逃せない。海の日の連休、皆様お誘い合わせの上、おでかけになってみては如何だろうか。