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2017年 02月 25日 土曜日

今年1月1日に開港150周年を迎えた、神戸港。様々なイベントが目白押しなのだが、見逃せないのは… 海フェスタ神戸の、帆船フェスティバル。毎年、海の日にちなんだ海に縁のある自治体で催されるのが海フェスタで、今年は神戸。7月15日(土曜日)から8月6日(日曜日)まで、23日間に渡って各種行事が繰り広げられる。

その中でも、国内外の帆船10隻の誘致を目指している帆船フェスティバルに地域住民との交流イベントとして参加する地車は、神戸ならではだ。

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晴れ舞台の協議に熱の入る高嶋会長
参加するのは、御影の地車5台。昨24日夜8時、7月16日 日曜日の参加予定について、みなと総局から3人の担当者が弓場会館に出向かれ、関係者との間で熱気こもる真剣な協議が行われた。

大きな目玉行事に、神戸市民が誇る地車がなんと5台も参加する。全国から帆船ファンが集まり、世界中から集う10隻のクルーも、きっと喜んで下さる。多くの方々で賑わう中での、地車の勇姿が今から目に浮かぶ。

場所は、新港突堤の第二突堤という、神戸港の顔ともいえる場所。誘致を目指している帆船は、国内の日本丸・海王丸・みらいへ・Ami・咸臨丸に加え、海外からは、ロシアのナジェジュダ、パラダ、韓国のコリアナ、メキシコのクワゥテモック、ポーランドのダルモジェジーなど。古くからの優美な姿のみならず、帆走艤装に革新的技術を採り入れた船も含まれているから、誘致が成功すれば、実に興味深く御覧いただけるだろう。

15日の10時頃に淡路島沖に各船が集い、11時頃から神戸沖への帆船パレードの後、入港・着岸。16日は、10時から16時の間にセイルドリルや船内一般公開、スタンプラリーなどがある。肝心の地車は、16日の午後に予定されている。

帆船と、それを歓迎する勇壮なだんじりが織りなす、港町神戸ならではのフェスティバルの一時は、帆船ファンならずとも見逃せない。海の日の連休、皆様お誘い合わせの上、おでかけになってみては如何だろうか。
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