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2017年 01月 10日 火曜日

東灘区役所が大きく前進していると良く分かり、私は嬉しかった。職員の方々の市民への優しさは… 今や、他の区のモデルともなっているのだが、そんな東灘区役所で、1月10日午前9時、引越し手続きをワンストップで対応する総合窓口がオープンした。

これは、神戸市のトップを切って我が東灘区役所が、モデルケースとして実施することになったもの。今までは、引越し手続きを区役所で行うのに、転入届・国民健康保険・国民年金・後期高齢者医療・福祉医療費助成・介護保険・児童手当などの手続きが必要な場合、それぞれ別の窓口に行って並ぶことになっていたが、それらを窓口一ヵ所で、できるだけ完結しようとする試みである。

市民にとっては利便性が上がって大変良いことだが、実現のためには連携と工夫が必要で、区役所内部では様々な打ち合わせが重ねられ、職員の方々は、一年がかりで検討して来られた。

オープン初日には、久元喜造市長を招いて、谷口真澄局長、大森光則神戸市職員労働組合執行委員長。議会側からは、人見委員長と私でテープカットをしたが、実務に支障がないようにと、午前8時30分からの式典だった。
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実は東灘区では松本のり子議員が当番幹事で、この日も役を担うことになっていたのだが、都合が悪くなったそうで、私に委ねられた。お蔭様で、いろいろと勉強になった。

久元市長は8時20分に来られ、谷口区長と実務についてテキパキと指示を出されていた。テープカットが終わると、ニコニコして窓口を見ておられたが、市民の皆様が来られるからと仰り、9時5分前に急いで帰られた。いい行動である。いつまでも市長がいると、職員は市長に手間がかかることを自覚されているのだ。

私も、できるだけ早く帰るようにして、要点だけを語り合うことにしている。が、ある議員など、入学式や卒業式でも校長室に座り込んで、ペチャクチャとおしゃべりにうつつをぬかす。その様たるや、実に嵩高いものだ。私はそんな時、その議員に「私は帰るから、君も一緒に帰ろう」と言う。が、私には「そうします」と言っておきながら、後でまた戻って、校長室に行くらしい。

私の事務所でも、同じことを何回も繰り返していた。雑談のせいで、大切な電話ができなかったりすらしたこともあるから、少しは市長のスマートさを見習ってはどうかと感じた次第。周りが見えてない、思いがいたらないようでは、いつかは市民にも迷惑が及ぶ、というものだろう。