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2016年 11月 04日 金曜日

実は先日、本会議場である議員が、オリンピックのフランス柔道チームの練習場が姫路に決まったことに関して、市長に質問した。市長は… 「もっと早く言って下されば」と残念がった。そんな折もおり、関西ワールドマスターズゲームズの、2021組織委員会が、2021年開催の関西ワールドマスターズの競技種目と協議開催地区を決定した。それによると、32競技55種目で、内容は競技会場マップの通り。

競技場マップ クリックで大きな画像を閲覧
▲ 競技会場マップ
(クリックで大きな画像を閲覧)
正直なところ、私は失望を禁じえない。一つには何回かこのブログでもお知らせしたように、テコンドーをワールドマスターズゲームズに採用するようにと主張し続けて、皆様のご理解をいただき、採用して頂いて喜んでいた。ところが、この会場が姫路に取られた。これは、神戸市の教育委員会の問題も少しはあっても、県のテコンドー協会が、姫路を希望したのかもしれないので、それならば、「仕方がない」と諦めるにしても、柔道が何故鳥取県なのかは、理解できない。

神戸には嘉納治五郎先生のゆかりの灘高等学校もあり、嘉納治五郎先生の教え子の流の方も大勢おられる。担当局は、神戸市民に対してどう説明するのか。せめて、関西広域連合議会議員の安井に多少の相談と報告があっても、良かったのではないか。

私が当ブログで訴え、本会議でも訴えているように、神戸市東灘区御影は嘉納治五郎生誕の地であり、地元は、御影公会堂の地下室で、嘉納治五郎記念室を設けて、講道館の別室として提携するために頑張っている。そんな神戸の空気も感じず、担当局はどんな話し合いをされたのか。

私は、スポーツ課が教育委員会にある限り、これからもこんな全体の流れや、歴史・経済と離れた自分達だけの正義で政策を進めるのかと思って、失望を禁じ得ない。この件について、十分に説明して頂きたいものである。