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2009年 07月 28日 火曜日

今朝、盛山正仁氏から「ある人から『もっとお金を使って後援会作りをしないと』と…でもお金がないんですよ」という電話を頂いた。私は彼にお金がない事を知っているから「今どきお金を使っての政治活動は市民がよく見ているから、かえってマイナス。それより逆風を返す為、コツコツと後援会作りをする事。貴方の人柄はみんなに好かれるから、とにかく人と会うように。頑張って、政治活動を続けよう」と、励ました。

励ましはしたが、さて、まったくの逆風にどう立ち向かったものか…。政権交代を意識した民主党が、ブレまくって方針を変えている。やはり財源の問題は、ある。国際社会における日本の位置づけでは、アメリカとの関係は大切にしなくてはならないなど、責任政党ともなれば、嫌な事でも、国民にお願いしなければならない事がある。

神戸市政もそうだ。ごみ収集で市の指定袋使用をお願いしたり、住所変更をお願いしたり、介護保険料を上げたり、高齢者にもバス料金負担をお願いしたり…その度に「申し訳ありません」を繰り返す。将来の事を思うと、致し方仕ない。政治の失敗のつけを回しているとお叱りを受けるが、市政では、本当にムダ遣いが少なくなっている。ただ、役人の能力不足で市民の財産を民間に貸しながら、料金を回収できないケースは、ままある。

こんな時、役人は責任を問われない。議会ではよく注意しているし、民間では大変な事になる。これを直してから市民の皆さんに無理をお願いするのが道理。頑張ってやるしかないのだけれど、大変な困難を伴う神戸市職員組合との問題もある。大阪の橋下知事の苦労が、良く分かる。


▲ほとんどの緑が切られてしまった。

昨夜、東灘区のある市営住宅の周りの木の剪定が行われたらしい。この地は前回も大きな木を切ってしまって、歩道を歩く人々から「日陰が無くなった」「小鳥の声が聞こえなくなった」と苦情が出ていた。

市は、ある一方の言い分を聞くのではなく、周辺を含めた住民の意見を広く取り入れてやらねば、あまりにも無神経と感じる向きもあり、地域社会が混乱する。木々を剪定するのもまた、然り。一事が万事だ。