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2016年 09月 02日 金曜日

関西広域連合は、素晴らしい。この場が、日本におけるはじめての組織であることを… 選出された議員が今、自覚するべき時にきている ─ そう思ったのは、平成28年8月定例会関西広域連合議会が京都府議会で行われた、8月29日。
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議会の開催はいつも週末の土日なのだが、この日は珍しく平日に行われ、我が久元喜造市長も井戸敏三連合長も朝から出席されていた。

連合長は、議案の提出にあたり、その提案説明を行った。

注目すべきは、地方分権改革について。国の提案募集が行われ、関西広域連合も19項目を提案。そのうち7項目について第1回目の回答があったのだが、回答中、「提案を踏まえ対応する」とされたのは1項目だけで、他は「現行制度で対応可能」あるいは「対応不可」だったことだ。

本当に、国の壁は厚いと感じた。こんなことをしていると、日本は世界一の官僚国家、世界一の裸の王様官僚国家になると、痛感した。

連合長はG7神戸保健大臣会合にふれ、「G7神戸保健大臣会合」にあわせて9月8日から11日まで、「ひょうごKOBE医療健康フェア」に関西広域連合がブースを出して、ドクターヘリの実機とパネル展示をもって、命を守る活動を誇示すると言及した。

大変結構なことだが、神戸の医療産業をもっとクローズアップをしてもらわないと、神戸市で開催する意味がない。今更遅いが、私はずっとその点が気になっていた。

やはり、広域連合は府県が中心なのか、神戸市もその重要な構成員であると、信じてはいる。だが、淋しく思うのは私だけではない。政令市が鈍感になれば、EU離脱を決めたイギリスのようになりかねない。お互いに理解に努め、同志感を深めて行きたいものだ。
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▲ 京都府議会場 手前中央に安井