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2016年 07月 22日 金曜日

微力を尽くして市民の皆さんに説明申し上げ、地域が一体となって行動できるように、陰ながら応援したいと思っているのは… 第四工区のこと。私が常々、東灘区東部市場を中心とした第四工区について「サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフのようにしたい」と主張し、委員会質疑でも市政報告でも何度も口にしてきたのは、皆さんも覚えておいでだろう。

当局もようやく、そんなことが出来るかどうか、方向性を調査・研究して下さることになった。東部市場は耐震工事など大改造が施される運びとなり、現在既に工事に入っているのだが、それに加えて、この際、将来についての方向性も探って行くという。それが、今般「東部市場次期経営展望計画策定 及び 施設再編・活性化検討にかかる事業化可能性調査業務の委託事業者決定及び契約締結について」という、役所らしい長い題目で発表された事業だ。

これは、東部市場の周辺を含め、モールを整え、市民への食 ─ レストランなどの提供や、アウトレットといった、道の駅のような集合施設ができるか、或いは、成り立つか。また、東部市場が卸売市場としての大切な機能を保ち、それらの施設とどう共存共栄できるかといったことについて調査立案するために、2千2百8十8万5千円の上限予算額で、プロポーザル公募された。

その採点基準がまた、お役所らしく、信用第一のようで面白い。業務遂行能力が、30点。同種・類似業務の実績が、25点。趣旨の理解度は、20点。企画提案内容で、25点の、計100点だそうだ。
どうして、もっと企画・提案内容を重視し、せめて45点くらいの割合にして、大切な心臓部を活かさないのか、理解に苦しむ。まぁしかし、いずれにしても一歩でも前進させてくれたことには、敬意を表してお礼申し上げる。

この公募の結果、大阪の「三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社」と7月20日水曜日に契約が締結された。大崎場長及び山本経済観光局長のご英断に、感謝したい。主張してきたことが実現に向かいだして、本当にうれしく感じている。

東部市場完成イメージ