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2009年 07月 26日 日曜日

土曜日を締めくくった、一般社団法人神戸市薬剤師会の設立祝賀懇談会は、強毒性となった新インフルエンザが秋に再び猛威をふるったとしても、神戸市民を守り抜くぞ、という関係各位の心強い団結式のようだった。 神戸市薬剤師会が一般社団法人として設立されるに至るには、赤松路子神戸市薬剤師会理事の長年のご苦労があった。懇親会はその赤松会長から関係各位への御礼から始まり、協力者四名に感謝状が渡された。

市長を代理して出席した梶本副市長は、新インフルエンザから市民を守るために協力された薬剤師の方々に、感謝の意を表した。

写真 川島医師会長
▲川島神戸市医師会長
川島龍一神戸市医師会長は、医師会・歯科医師会・薬剤師会による三師会が東灘区から発足し、市全体に波及して大きくなった経緯を説いた上で、市民の健康と安全を守るのは三師会であると強調。
「薬は県が実権を握っており、今般の新インフルエンザ禍では流通に多少の障害があったものの、薬剤師会が調整に努められたおかげでタミフルが確保され、市民を守り得た」
と、三師会としての協調の成果を報告された。

平野自民党市議団々長は祝辞に添えて、風評被害で市民経済が病んでいる実態に触れ、予測される秋以後の事態について、「医学にまつわることは(三師会の)皆様にお任せするが、市や国といった行政への注文については、立派にそのパイプ役を勤める」と、決意を述べた。

写真 参加された皆さんと
▲後列左 梶本副市長・安井・川島医師会長
後列右端 橋本健中央区選出市議(歯科医師)
前列左 赤松兵庫県薬剤師協会々長
盛山正仁前衆議院議員は、与党新インフルエンザ対策チームを引き連れて神戸入りし、成果をあげられたことを報告した上で、秋に備え、引き続きの努力を約束された。
このように「神戸市には、秋以後の新型インフルエンザ禍に応じる、関係各位の団結態勢が出来ている」と分かる懇親会だった。方や、兵庫県の状態は少々心もとない。県議会議員諸氏の奮起が待たれる。