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2016年 04月 18日 月曜日

このお酒は、特定の料理に「合う」というのではなく、料理の中の一品として活躍する。まさに料理界に… 大きな一石を投じることになると信じるに足る、そんな佳酒が、菊正宗から発売された。

あの、二度目の本震が熊本を襲った4月16日の、土曜日。凜とはりつめた気持ちの中で、私たちはこの新酒の発表応援の集まりに望んでいた。灘の生一本の大手蔵、菊正宗がなんと130年ぶりに新ブランドの清酒を発売するにあたって、地元御影の有力な人々がそれを祝し、応援しようとの気運が広まって、地元弓弦羽神社に約50人が集まったのだ。

商品写真
澤田宮司が新ブランド成功を祈願した、その130年ぶりの銘酒は「百黙」という。

今まで350年の歴史を誇る菊正宗は、辛口で売れてきた。しかし、130年ぶりで、他に違った味を打ち出そうとしている。私は素晴らしいことだと思うし、嬉しくて仕方がない。それは、今や日本酒が世界に打って出ようとしている時期であり、タイミングとして最良であることが、先ず一つ。私が頑張った、「神戸灘の酒による乾杯を推進する条例」にピッタリなのも、一つだ。

私は、故嘉納毅六社長と嘉納毅人社長の、二代にわたって知己を得た。特に、嘉納毅人社長とは甲南大学の同級生であり、本当にお世話になった。今、綺麗に嘉納逸人副社長の時代へと移るのにも、喜びを感じている。

嘉納逸人副社長は、挨拶の中で「新ブランドの発売にあたり、嘉納毅人社長が副社長の提案を後押ししてくださった」と述べておられた。あの大塚家具とは大違いなのに、さすが我が同級生だとまた、喜んだ。

私はまったくの下戸なので酒の味は分からないが、酒通の足立ボランティアは「甘くてコクがあって、香りも良くワインとは違う。まったく新しい味で、どんな料理にも合うと思われる、女性が最も喜ぶ味」だと言う。百黙の名のごとく、沈黙の佳酒はその味・香りで、華やかに語りかけてくれたのだ。

私はもとより、地元の皆で応援する運びとなった。まず私は、日独友好神戸市会議員連盟が初代ハンブルグ桜の女王を神戸に迎えての、神戸市会議員団とドイツ総領事等関係者との会で、乾杯に使おうと考えた。大いに宣伝しようと思っているのだが、兵庫県限定の先行販売で、4月11日の発売。まだ在庫があるかどうか…今から、本社に走ってみよう。
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