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2016年 03月 15日 火曜日

それは、気持ちのいい、1時間半の自由時間だった。ここのところ多忙を極めている私は… 忙しい合い間をぬって見つけたわずか1時間半の間で、眼鏡の修理と、買い物の用を済ませようと、毎朝ラジオ体操に行く御影クラッセに飛び込んだ。
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実は昔、神戸市会議員だった溝田議員(故人)から「安井君、期数が増えるだけ陳情が難しく、時間がかかるようになる」と言われたことがある。一期・二期の頃は、道路の修理とゴミの問題の相談がほとんどだったが、今や、その通りになっていて、目が回りそうだ。

事務所からその御影クラッセに行くのに、足立ボランティアが、「安井さんが苦労されたオーバーブリッジを通れば…」とすすめてくれたので、そうしようかと、歩いてみた。いいではないか。便利で安全で、気持ちがいい。思えば、このオーバーブリッジをつけるのには当時、大変な反対運動が起こった。当初デッキに反対していたのに、後に賛成にまわったとして、大変な批判が私に向けられた。

私はデッキを、あの高いビルの周りを取り巻くデッキと解釈していたので、そんな物は必要が無いと言っていた。オーバーブリッジは、当然必要と主張したのに、安井批判の署名運動までやった方々がおられた。私は、そんな事くらいでは意見を変えたりはしない。逃げないで、頑張った。
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当時は、このブリッジがつくと御影が分裂するとか、御影がバカに見えるとか、何回も言った人がいた。だが、まったくそんな結果には至っていない。むしろ、沢山の人々に利用されている。設置以来、人身事故も起きていない。「御影は、安心で便利な街」というイメージが、定着しつつある。

そんな事を思いながら、眼鏡修理に。韓国で買った眼鏡のレンズがよく外れるので、御影クラッセ3FのJ!NSさんに行ってみた。私が「ここで買った眼鏡ではないのですが、直して下さいませんか?」とお願いすると、今日も、2分ほどでネジを締めて、直して下さった。「いくらですか?」と聞くと、笑顔で「サービスです」。500円や1,000円かかるのを覚悟していたのに … この世知辛い時代に、嬉しい事だ。こんなお店が増えれば、益々、御影の評価は上がるだろう。

前にも、親切な店員さんのお世話になった。きっと、いい店長さんが指導されているのだろう。外はまだ寒の戻りのようだったが、心は晴れて暖かく、ほのかな春になっていた。
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